画像生成プロンプトの書き方
思いつきの単語を並べるより、6つの要素で組み立てるほうが、狙った絵に安定して近づきます。
被写体 → スタイル → 構図 → ライティング → 色 → 仕上げの順に、それぞれ具体的な言葉を足していく。これが崩れにくいプロンプトの基本形です。
- 1被写体(何を)
絵の主役。「猫」だけでなく「窓辺で丸くなった白い子猫」のように、対象・状態・特徴を具体的に。人物なら年齢・性別・服装、モノなら素材・色・形まで言葉にすると個性が出ます。
例:
窓辺で丸くなった白い子猫 - 2スタイル・媒体(どう描くか)
「写真」「水彩画」「フラットなベクター」「3Dレンダリング」など、絵の種類を決めます。ここが抜けると意図しないテイストになりがち。写真なら「85mmレンズ相当」などレンズ表現も効きます。
例:
水彩画風、手描きのタッチ - 3構図・アングル(どこから)
「肩から上」「真上からの俯瞰」「45度」「広角」「三分割で右に寄せる」など、フレーミングと視点。被写界深度(背景ぼかし)もここで指定します。
例:
45度のアングル、浅い被写界深度 - 4ライティング(光)
写真・CGの印象を最も左右する要素。「やわらかい自然光」「逆光」「一筋のスポットライト」「暖かい間接照明」など光の方向と質を指定します。迷ったらまず光から言葉にしましょう。
例:
やわらかい自然光のサイド光 - 5色・雰囲気(トーン)
「暖色トーン」「青とオレンジの対比」「淡いパステル」「2〜3色の限定パレット」など。色数を絞るほど洗練され、ブランドカラーに寄せることもできます。
例:
暖色トーン、2〜3色の限定パレット - 6仕上げ・品質(質感)
「高解像度」「シャープなピント」「粒状感のあるフィルム」「クリーンなCG」など、質感と精度の指定。背景を「白背景」にすると後の切り抜きが楽になります。
例:
高解像度、白背景、写真
組み立て例(6要素をつなぐ)
上の6要素を順につなぐと、そのまま使えるプロンプトになります。
ネガティブプロンプトという考え方
一部のツールには「出したくない要素」を書く欄(ネガティブプロンプト)があります。画像生成AIが崩しやすい「余分な指」「ゆがんだ手」「文字」「白飛び」などをあらかじめ避けたいときに使います。対応の有無や書き方はツールによって異なるため、使うツールの公式ヘルプで確認してください。
うまくいかないときの直し方
- 要素が多すぎると破綻しやすい。まず削って、1つずつ言葉を足しながら確認する。
- 人物の手・指、看板やロゴの文字は苦手分野。ポーズを単純にし、文字は後からデザインツールで乗せる。
- 思った色にならないときは、色を「2〜3色」に絞る・具体的な色名を書く。
- 同じ雰囲気で複数枚ほしいときは、世界観を決める言葉(色・光・画材)を固定し、被写体だけ変える。
大事な前提
生成される画像は、同じプロンプトでもツール・設定・乱数によって毎回変わります。プロンプトは「狙いを伝える設計図」であって、特定の仕上がりを保証するものではありません。何枚か生成して選ぶ前提で使うのが、いちばん近道です。
本ページは編集部が、一般に知られる画像生成の考え方を整理したものです。個別ツールの機能・記法は各提供元の公式ドキュメントをご確認ください。
最終更新: 2026-07-07